【山形 vs 愛媛】熊本雄太、そこに課題がある限り。

2019年10月26日(土)


今シーズンの出場数は、ここまで33試合。センターバックでは栗山直樹の35試合に次ぐ多さだ。加賀健一が昨シーズンからの長期離脱の期間にはセンターバック右のストッパーを担い、加賀の復帰後、松本怜大が離脱した試合では左のストッパーを務めている。ピッチに登場しないまま終わる試合もあるが、ここまで大きな怪我もなく、メンバーを外れた試合はない。なくてはならない存在・熊本雄太(写真)は、プロ2年目の今シーズンも着実にキャリアを積んでいる。

186センチ、83キロの恵まれた体格。ヘディングの高さに加え、敵陣にボールを送り込むフィード能力にも長けている。さらに、試合終盤でも攻め上がるフィジカルがあることもすでに証明済みだ。早くからその能力を公式戦で発揮しているが、熊本本人は満たされていないような、危機感にも似た雰囲気を常にまとっている。このところ、居残り練習の時間に行っているのは、パスを受けて出す、の繰り返し。ファーストタッチをしっかり置き、正確に速いパスを味方の足元に付けるビルドアップのイメージだ。その動作をいかにスムーズに、素早くできるか。新たなスキルの積み上げに余念がない。最近では、積極的にくさびを打ち込むプレースタイルを身につけつつある。

今シーズンは攻撃陣が好調。得点やアシストで注目を浴びる選手がいる一方、熊本が脚光を浴びる試合は少ないかもしれない。しかし、J2リーグ最少失点チームの最終ラインの一員として、その貢献度は光る。

第30節、当時リーグ最多得点を誇る横浜FCとの試合をスコアレスドローで終えた直後、熊本はこんなコメントを残している。

「僕たちが最後の最後のところで体を張るというシーンができているのは本当に前線の選手のお陰。ゼロで抑えられてよかったと思います」

あと1試合で、ルーキーイヤーの34試合出場に並ぶ。しかし、ハングリーなセンターバックの到達点はそこではない。

文:佐藤円(山形担当)


明治安田生命J2リーグ 第38節
10月27日(日)13:00KO NDスタ
モンテディオ山形 vs 愛媛FC
NDソフトスタジアム山形(モンテディオ山形)
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