【C大阪 vs 松本】復活のゴラッソ。勝利に導く桜の8番・柿谷曜一朗

2019年11月1日(金)


今季、開幕スタメンを掴み、しばらくは先発を張り続けた柿谷曜一朗だが、チームが好転し始めた第10節の松本戦以降、出場機会を減らし、一時はケガもあり、まったく試合に出られない「苦しい時期」も過ごした。それでも、「もう一度、コンディションから見つめ直して」自身と向き合い、練習でのパフォーマンスを上げていった。

不動の10番としてチャンスメイクを担っていた清武弘嗣の負傷離脱が致命傷にならずに済んだのは、彼がそうして準備を重ねていたから。リーグ戦17試合ぶりに先発を果たした第25節の川崎F戦以降、試合を重ねるごとにコンディションは良化し、パフォーマンスも向上。第27節・G大阪戦でアシストを決めると、前節の札幌戦では、チームを勝利に導くゴラッソを叩き込んだ。

「久しぶりにリーグ戦で勝利につながるゴールを決めることができたことは良かった。今季、途中から試合に出られず苦しい時期もあったけど、その時期もプラスに考えて、スタッフも含めて周りの人たちとも、『力に変えよう』と話して踏ん張れたことが良かった」と振り返る。

今節の相手、松本は下位に低迷しているが、直近は上位相手にも結果を残しており、失点も少ない。ブルーノ メンデスをけがで欠く中、今節も、柿谷にはフィニッシュでの期待は懸かる。「いろんな人にまた期待してもらえるプレーを見せたい」と誓う現在、チームの中での役割を果たすことはもちろんだが、見る者を惹きつけて止まない、彼らしいプレーがピッチの上で見られることにも期待したい。

また、今節は、かつて徳島でチームメートだった橋内優也と対面することが予想される。J1昇格にあと一歩届かなかった2011年当時の徳島を担当していた記者としては、J1の舞台で両者が対峙することは感慨でもある。「見た目にようやく年齢が追いついた(笑)」。そう愛あるイジリを放った後、「能力的にも人柄的にも、いいキャプテンだと思う」と当時の実感も込めて話した柿谷。互いのチームの目標に向け、勝点3のみを求める戦いに感傷は不要だが、密かに注目のマッチアップである。

文:小田尚史(C大阪担当)


明治安田生命J1リーグ 第30節
11月2日(土)15:00KO ヤンマー
セレッソ大阪 vs 松本山雅FC
ヤンマースタジアム長居(セレッソ大阪)
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