【愛媛 vs 町田】前節で屈辱的な失点も、川井健太監督が「ダメージはない」と言い放ったワケ

2019年11月2日(土)


前節、愛媛は敵地での山形戦で0-3の完敗。敗戦によるショックはもちろんだが、愛媛のファン、サポーターにとって後半に失った超ロングシュートによる2被弾は脳裏に焼きつく屈辱的な光景と映ったに違いない。

愛媛はハイラインで敵陣に侵入する中、高い位置でボールロスト。ハーフウェイライン手前から山形・中村駿の放ったロングシュートはGK岡本昌弘の頭上をあざ笑うように通り越し、ゴールネットへと吸い込まれた。しかも、その1分後にも同様の形で失点。GK岡本はがっくり肩を落とし、力なく天を見上げた。

しかし、指揮官のリアクションは意外なモノだった。
「2失点目、3失点目に関してダメージはない。ああいう失点はいつかあると思っていた」(川井健太監督)
いつもどおり涼しい顔で言い切った。

今季の愛媛はコンパクトな陣形を保ったまま最終ラインを高い位置へ押し上げる形で攻撃を仕掛けるが、GK岡本もフィールドプレーヤーに混ざってビルドアップに参加するため、その背後には時にポッカリと大きなスペースが生まれる。ゆえに前節、山形にやられた部分はチームのストロングの裏に隠れた“アキレス腱”とも言えるところ。被害がないに越したことはないが、指揮官はチームとして目指しているスタイルに自信がある。だからこそ、前節の2被弾は割り切れるという。
「そこで“GKはもう上がるな”と僕が言えば終わりな話だろうけど、僕らはそれ以上に点を取りに行くことにフォーカスしてやっている。(前節で)田中(裕人)は失点に絡んでしまったけど、ミスがひとつもない試合なんてない。まずはミスの回数を減らすことにフォーカスする。そしてミスしたあとのプレーにフォーカスするだけ」(川井監督)

チャレンジする中で喫した失点にビビってチームとして目指すスタイルへの歩みを止めてはいけない。指揮官の穏やかな瞳からは、そんな強い覚悟が見てとれた。

文:松本隆志(愛媛担当)


明治安田生命J2リーグ 第39節
11月3日(日)15:00KO ニンスタ
愛媛FC vs FC町田ゼルビア
ニンジニアスタジアム(愛媛FC)
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