【G大23 vs 相模原】プロ2年目に固まった覚悟。DF山口竜弥は『チームの勝利』のために左サイドを躍動する

2019年11月3日(日)


プロ2年目の今年も、ここまでトップチームに絡むことなくシーズンを過ごしてきた。

ただし、同じU-23でプレーしていても、去年と今年では大きく意識が変わったという。これまで戦った明治安田生命J3リーグ26試合のうち23試合に先発出場してきた中で芽生えた自覚だ。

「去年であれば、経験のある選手もいたので例えば、攻撃を仕掛けるにしても僕は『受け手』の意識で、ただ走っていればボールが来るという感じだったし、守備で少々遅れても周りがカバーしてくれて守れていたところも多かったので、自分がやりたいことだけをやっていたらよかったのですが、今年はユース所属の若い選手も増えましたからね。逆に僕自身が周りを助けることをしなくちゃいけないし、ボールを受ける側だけではなくて、出す側にもならなくちゃいけない。といってもシーズンの序盤はそれがなかなか出来なかったけど、後半戦に入って少しずつ出来る回数が増え、ピッチでも躍動できるようになったというか。シーズンも半ばを過ぎた今では遅いくらいですけど、徐々に自分のやるべきことがわかってきたし、メンタル的にも『自分がやらなくちゃいけない』という覚悟が固まったので、これをもっと深めていければ、自分の中でもっと大きな変化につながっていく気もしていますし、そうなれば、ピッチ上で困った時、苦しい時には僕にボールが出そう、と信頼される存在になっていけるのかなと思っています」

その言葉通り、この後半戦は試合中、山口のいる左サイドを起点にした仕掛けも随分と増えた。10月6日に戦ったカターレ富山戦後では相手の安達亮監督も「ガンバU-23の左サイドがパワーをもって仕掛けてきていたので、後半は警戒を強めた」と話していたが、相手にとって怖い攻撃を仕掛けられるようになってきたのも手応えだろう。

「そんな風に評価をしていただけたのなら素直に嬉しいですが、結果的にチームとしては負けてしまったし、最後、失点をしたシーンも僕のクリアが不十分なところから拾われてやられたので、すごく責任も感じています。どれだけ自分のパフォーマンスが良かったとしても、チームとしての結果が出せなければ、いいとは言えないと思うので。もっとチームの結果に直結できるような仕事をできるようになりたいし、そういう意味では富山戦も悔しい気持ちの方が大きかったです。まだまだやらなくちゃいけないと思いました」

それもある意味、山口の今シーズンの成長を示す言葉だった。

文:高村美砂(G大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第29節
11月4日(月)14:00KO パナスタ
ガンバ大阪U−23 vs SC相模原
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