【金沢 vs 岡山】挑戦者たれ。新たな一歩、22歳最初の試合を迎える小島雅也

2019年11月9日(土)


今季、仙台から期限付き移籍で加入した小島雅也(写真)が初先発を飾ったのは8月24日。シーズンも折り返しを過ぎた時期だった。そこからは11試合連続でスタメンに名を連ねているが、どこか消極的な印象が拭えなかった。

仙台時代からチームメートだった藤村慶太は言う。「(小島は)もともとスピードや身体能力は高い。試合に出るにつれて激しさを出せるようになっているし、球際なども成長している。だけど、まだまだ出せるし、あいつならできる。ミスをしてもいいので、ガツガツやってほしい」。

7日に行われたボクシングのWBSSバンタム級決勝で、井上尚弥が同大会を制したが、小島のプレーはボクシングで言えばパンチを出せば当たるのに手数が少ないボクサーにも見えた。慎重になっていたことは本人も認めるところ。「ディフェンダーなのでまずは守備を意識することが多かった」と口にする。

再びボクシングで例えると、引き分けで防衛できるのは王者のほう。現在の金沢、そして小島自身の立場は間違いなく挑戦者。チームとしては目標に掲げる一桁順位に入るためには残り3試合で全勝しなければいけないし、9日に22歳になったばかりの小島としてはキャリアアップを図るうえでアピールをしなければいけない。自明なのは、勝たなければ道は開けない、ということだ。

今節対戦する岡山の左には仲間隼斗という変幻自在のパンチがあり、外から中へ、えぐりこむように打ってくる。それに対し第一のガードとなるのが小島だ。「(仲間は)点もとれるしアシストもできる。まずはそこで仕事をさせないことが自分の仕事」。まずはガード、そして右のクロスカウンターを放てれば、金沢のチャンスはより広がる。現状維持では栄光はつかめない。それが挑戦者の宿命だ。

文:村田亘(金沢担当)


明治安田生命J2リーグ 第40節
11月10日(日)14:00KO 石川西部
ツエーゲン金沢 vs ファジアーノ岡山
石川県西部緑地公園陸上競技場(ツエーゲン金沢)
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