【沼津 vs 藤枝】沼津加入後最高の稼働率を見せる谷口智紀。出場を続ける中で実感した成長とは?

2019年11月9日(土)


1年間通してレギュラーを守り続けること。それは決して簡単なことではない。シーズン開幕最初の4試合は、ベンチスタートが続いた谷口智紀(写真)だったが、J3第5節藤枝戦から先発に名を連ねると、それ以降25試合連続で先発の座を死守してきた。17年にJFLの奈良クラブから沼津へ加入すると、16試合に出場。翌年の18年は、24試合に出場と地道な努力を続けて出場機会を増やしてきた。前節YS横浜戦の出場により昨年の24試合を上回る25試合出場を達成。リーグ戦5試合を残して今シーズンは、沼津に移籍してきてから最高の稼働率を見せている。

シーズンを通してコンビを組むことが多かった普光院誠とのダブルボランチは、良い関係性が構築されている。普光院が後方でゲームを組み立てる役割を担えば、谷口は前線との距離を埋めて、高い位置で攻撃をサポート。広範囲をカバーする豊富な運動量でチームに貢献してきた。またここ最近は、「ボールを奪い切るところは、(シーズンを通して)意識して取り組んできた。相手の懐に入るところやあと一歩を寄せ切るところ。最近になってそれがボール奪取に繋がってきていると感じている」と出場し続けてきたからこそ感じられている成長も実感しており、たくましい成長を遂げている最中。現在チームとしても自分たちからアクションを起こす攻撃的な守備に取り組んでいる中で、ボランチでボールを奪い切れるかどうかというチームが取り組んできている戦術を活かす上でも彼が重要な役割を担っている。

ただあくまで本人は、現状に満足していない。「(今シーズンは、)チームの結果が出ていない以上、このままでいいのかなという気持ちの方が大きい」と思うように結果が出ない現状に危機感も抱いている。これまで17年、18年と常に上位争いを演じてきたチームと対照的な今季の成績に本人も苦しいシーズンを過ごしてきた。それでも「ここを逃げ出さずに正面から向き合ってこのシーズンを乗り切ることが今後の成長に繋がっていくと思う。そこは試合に出してもらっている以上、最後までやっていきたい」と新たな成長に繋げていくためには貴重な経験にもなっている。残り5試合でチームを1つでも上の順位へ押し上げるために。攻守に渡って足を止めずにハードワークを続けていくアスルクラロの背番号7に期待したい。

文:森亮太(沼津担当)


明治安田生命J3リーグ 第30節
11月10日(日)13:00KO 愛鷹
アスルクラロ沼津 vs 藤枝MYFC
愛鷹広域公園多目的競技場(アスルクラロ沼津)
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