【大宮 vs 新潟】エースの自覚。フアンマ デルガドのゴールがJ1への道を切り開く

2019年11月15日(金)


苦杯をなめさせられた前節栃木戦。「ピッチ状態は今までの中で一番やりにくかった。彼ら(栃木)のプレッシングやセカンドボールに対する速さに適応できなかった」(フアンマ デルガド)と8試合ぶりの無得点。中3日での3連戦の影響もあったのだろうか。横浜FCに勝点で並ばれ得失点差で上回られ、またもJ1自動昇格圏から脱落することになった。

試合後には、チームの気持ちを代弁するかのようなフアンマの警告。栃木DFのファールすれすれの激しいマークに思うようなプレーができず、無得点に終わった自身へのいら立ちもあったのだろう。行為自体は許されるものではないが、その心中は理解できなくもない。

これで今シーズンの残りは2試合。J1昇格のためには2連勝と、横浜FCを上回るための得失点差が必要となる。多くの得点が望まれるものの、はやる気持ちで前へ出て行けば失点のリスクも高まる。ストライカーへ懸かる比重は自ずと高くなるが、新潟戦へフアンマは「まず失点しないことが大事」と守備の重要性を説いた。

その上で得点を狙っていく。栃木戦までの7試合は複数得点が続いており、決して攻撃陣が不振ということではない。特に、第39節柏戦、第36節福岡戦と2試合連続で得点を生み出し、栃木戦でも13分にカウンターで決定機を作ったフアンマと奥抜侃志の連係は熟成の域に達しつつある。フアンマも「彼(奥抜)の近くならチャンスは多く作れると思う。お互いにチームのためにいい動きができている」と手応えを口にする。日本でのプレーも今季3シーズン目。Jリーグへの適応、チームへの適応が、自身の日本でのシーズン最多となる13得点という結果にもつながっている。

自力昇格がなくなった現状に、フアンマは「横浜FCの結果が良くないことを願いたいですね」と笑いながらも、「まず我々のやるべきことは試合に勝ち、1点でも多く取ること。それだけに集中したい」と引き締める。

そのためには、自身のゴールが必須となる。

「それが一番大事だと思っています」

エースの自覚を胸に、ホーム最終戦のピッチへ臨む。

文:土地将靖(大宮担当)


明治安田生命J2リーグ 第41節
11月16日(土)14:00KO NACK
大宮アルディージャ vs アルビレックス新潟
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