【神戸 vs C大阪】引退表明のダビド ビジャ。キャリアの最後は天皇杯優勝で締める。

2019年11月22日(金)


2019年11月13日。神戸のダビド ビジャが今季限りでの引退を表明した。元スペイン代表の勇姿を見られるのは、今節のC大阪戦を含むJ1リーグ3試合と天皇杯のみ。神戸が天皇杯準決勝を勝ち上がれば、2020年の“元日”が現役ラストマッチとなる。

13日の引退記者会見からさかのぼること2日。チーム広報部から「ヴィッセル神戸所属選手に関する記者会見」というメディアリリースが届いた。この時点では、誰の、どんな会見かは不明。記者の間では、去就が注目されているポドルスキ関連か?との声が広がった。
だが、その翌日。ビジャが共同オーナーを務めるクイーンズボロFCのユナイテッドサッカーリーグ(米)加盟許可が出たというニュースが流れた。ここでようやくビジャ引退か?という疑惑が浮上することになる。
それくらい、ビジャのパフォーマンスは衰えを知らず。引退会見でビジャ本人も「サッカーに引退させられるのではなく、自分で引退を決めたかった」と語っている通り、まだまだプレーを続けられる状態にあった。
 
13日の会見当日。ビジャはまずクラブハウスで神戸の選手たちに引退の意向を伝えた。その際、彼ははっきりとこう話している。

「みんなと一緒に東京で、天皇杯の優勝カップを掲げた後に僕は引退するつもりだ」
 
2010年のワールドカップ南アフリカ大会で得点王に輝いたストライカーは、自分のフットボール人生をどう締めくくるだろうか。
理想の青写真はこうだ。まず今節のC大阪戦に勝利し、神戸をJ1残留へ導く。翌節には天皇杯決勝で対戦する可能性がある鹿島を叩き、最終節のホーム磐田戦も勝ってリーグ戦3連勝で天皇杯準決勝の清水戦に向かう。そして元日決勝へ。

「残っている時間をいいものにしたい」
 
2010年のワールドカップ南アフリカ大会で得点王に輝いたストライカーの引退の花道は“5連勝”がふさわしい。

引退会見後、初めてのメディア公開練習となった11月18日。神戸の練習拠点・いぶきの森球技場には、仲間と談笑し、時に鋭い目でボールを追うビジャの姿があった。神戸にやってきた時からずっと変わらない、いつもの風景。この“残っている”時間は、いつもよりも輝いて見えた。

文:白井邦彦(神戸担当)


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