【G大阪 vs 松本】11月26日に誕生日を迎えた倉田秋。31歳最初の日に誓った『想い』

2019年11月29日(金)


倉田秋が戦いの舞台に帰ってきた。
10月19日の川崎フロンターレ戦で相手DFと接触し、脳震盪と左頬骨骨折と診断されて約1か月。受傷したばかりの頃は「目を動かすだけでも頭が揺れているような状況」に苦しんだが、11月の初旬から徐々にリハビリを開始し、前節のベガルタ仙台では70分からピッチに立った。
 
「仙台戦はみんながいい流れを作ってくれていたし、ベンチから見ていても『いつ、点が入るんやろう』っていうような面白いサッカーをしていた。だからこそ、僕にもチャンスがあると思ってゴールを狙いまくっていたけど…そううまくはいかなかったです(笑)。だけどアデ(アデミウソン)が追加点を取ってくれたし、何より勝ててよかったです。個人的には久しぶりの公式戦で、自分では怖さは感じていないつもりですけど、どこかでビビってしまっていたところも多少はあったかも。そこは練習で乗り越えていくしかないと思っています」
 
そう話したのは、31歳の誕生日、11月26日だ。
 公開練習日ということもあり、見学に訪れたファンからもらったたくさんの誕生日プレゼントを両手に抱え、30歳からの1年を振り返った。
「今年は本当に考えることが多い1年でした。自分のプレーもさることながら、チームとしても締まらない試合をしてしまったことも多く…その状況をどうすれば変えられるのか、いい時のガンバを取り戻せるのかを考え続けたし、自分なりにいろんな葛藤と戦った1年でした」
その中では仲間への声の掛け方、チームの士気の高め方を模索し続けた。もともと、口数は多くはなく、どちらかといえば『プレー』で魅せてきたタイプだが、年齢的にも上になり、またチームの主軸としての責任もあってだろう。それを『行動』に移そうとチャレンジしたことも多かった。
その1つが『伝え方』の部分だ。リーダーと呼ばれるいろんな人の講義に足を運び、伝え方、話し方、言葉のチョイスを学ぶことも増えたと言う。

「誰もが『気持ち』を強く持って試合に臨んでいるとは思うけど、僕の言葉の掛け方一つでそれをさらに上げるとか、チームが勝利に向かうためのいい『空気』が生まれればいいなと。みんなの気持ちがしっかりまとまりさえすれば、ガンバには絶対に負けない力があると思えばこそ、そうした働きかけも自分からしていけるようになりたい」

もちろん、31歳になって最初の試合、今日の松本山雅FC戦でも、その役割を意識しながら試合に臨む。全ては、勝つために。
「ホーム最終戦。応援してくれるファン、サポーターのためにも絶対に勝ちたいし、勝たなあかん。残留は決められたけど、去年も9連勝後の最終戦は黒星で終わったし、今年も勝った後の試合は良くない、という流れが続いているので、とにかく残り2つをしっかり勝って、3連勝で締めくくりたい」

ちなみに前回の松本山雅FC戦で、倉田は1ゴールを獲得し、勝利に貢献。今節再びゴールが生まれれば自身J1通算『50ゴール目』を刻むことになる。

文:高村美砂(G大阪担当)


明治安田生命J1リーグ 第33節
11月30日(土)14:00KO パナスタ
ガンバ大阪 vs 松本山雅FC
パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪)
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