【徳島 vs 甲府】「もちろん結果は取りに行く」(野村直輝)|徳島ウォーミングアップコラム

2019年11月30日(土)


リーグ戦42試合を終え、7得点12アシスト。徳島加入初年度ながら、その残した結果と存在感は絶大だった。その選手の名は、野村直輝(写真)

徳島県民に強い印象を与え、徳島のPRに貢献した選手をサポーター投票により決定するMIP。同じく投票により決定するシーズンベストゴール。その両方に選出され、W受賞を果たした。

ベストゴールに選出された第38節・水戸戦(2○1)は、「試合相手(上位直接対決)と決めた時間帯(後半44分)がそう選んでくれた理由なのかな」と謙虚なコメント。では、野村自身の思うベストゴールは・・・?

それは、「第34節・金沢戦(2○0)がベストゴール。ゴール前で切り返して、転がして決めたゴール。(シュートフェイントに)相手は、ほぼ全員が騙されたのではないかと思う」。確かに見事な得点だった。そして、面白かったのが現在は徳島の鉄板ゴールセレブレーションになった『LOVE VORTIS』。岩尾憲きっかけで始まったセレブレーションを、野村と松澤香輝が発展させた。野村がサポーター席にウルトラマンポーズで『L』と投げかけると、サポーターは体全体を使って『V』と呼応する。その完成版が初披露されると思いきや・・・。

野村自身が得点を決めた瞬間、全員が『L』を待った。だが、ベストゴールに選ぶほどの完璧な得点に「余韻に浸っていた(笑)」と忘れてしまっていたそう。吉本新喜劇ではないが、スタジアム全員が「せーへんのかーい!」と突っ込んだのではないだろうか。いまでもあの瞬間は肩透かしを食らったようで鮮明に覚えている。

余談はさておき、リーグ戦を「7得点12アシスト。19点に絡めたというのは、結構助っ人外国人並の結果(笑)」と振り返る。そして、「いままでは良くても年間10点位にしか絡めなかった。でも、今年は戦術に自分がはまったこと、やるサッカーが異なると自分の特長がこれだけも出るんだとわかった。まだまだ出せる自信がある!」と充実した表情とともに、ここから先のプレーオフを楽しみにしている様子が言葉の節々から感じ取れた。

また、MIP受賞については横浜FC在籍時のチームメイトであり、自身が「兄貴」と慕う津田知宏(現・長野)から連絡があったことも明かした。POについては「いつも通り、楽しんで、頑張れ」と連絡がきたそう。津田と言えば、13年に徳島を初のJ1昇格に導いた立役者。「あの人がつけていた11番を受け継いでいる気持ちもある。その思いも大事にしたい」(野村)。

間もなく始まるJ1参入プレーオフ。ただ、1回戦・甲府戦が目前に迫るも「あと3試合もあるから。そして、プレーもやることも明確なので」といつも通りの平常心。とはいえ、そうは言っても燃えていないはずがない。こぼれ出た一言は、心強く、アツかった。

「もちろん結果は取りに行く」。

文:柏原敏(徳島担当)


J1参入プレーオフ 1回戦
12月1日(日)13:05KO 鳴門大塚
徳島ヴォルティス vs ヴァンフォーレ甲府
鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島ヴォルティス)
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