【横浜FM vs 神戸】横浜FM側ウォーミングアップコラム|キャプテン・マルコス「ヨーソロー!」

2020年2月7日(金)


個人的には、2019年J1リーグの最優秀選手はマルコス ジュニオールにあげたかった。それくらい、チームのために体を張って大車輪の活躍をしたと思っているから。
 
開幕からしばらくは左のウインガーだったが、まもなくエジガル ジュニオがケガをするとセンターフォワードを務めてゴールを獲りまくる。そして、シーズン中盤からは、その後の指定席となるトップ下に入るとアシストも量産、あらゆるゴールの起点となるプレーを見せてくれた。
 
また、マルコスは、昨シーズン終盤の苦しい時期には特にディフェンスにも体を投げ出していた。忘れられないのは第33節の川崎フロンターレ戦。相手FKをヘディングで跳ね返した後、軽い脳震盪を起こしてそのままピッチに倒れ込む。すぐにプレーに復帰して相手ゴール前まで迫るも、そこで無念の交代を余儀なくされた。悔しそうに、悲しそうにピッチを去る姿に、観ている側の胸も熱くなったものだ。
 
そんなマルコスが今シーズン、喜田拓也、扇原貴宏とともに3人キャプテンの一角を担うことになった。自身の長いプレーヤー・キャリアでも初のキャプテンだという。横浜F・マリノスとしても、長いクラブ史上、外国籍選手のキャプテンは例を見ないかもしれない。しかし、マルコスは来日1年目の昨シーズンから、ピッチで仲間を激しく鼓舞する姿が印象的だ。時にはテンションが上がりすぎて、ボールを観客席まで蹴り込んだために2枚目の警告をもらって退場したこと(アウェイのエスパルス戦)もあったが……。
 
それはそれとして、アタッキング・フットボールの申し子ともいえる、マルコス ジュニオールは明らかにキャプテンにふさわしいと思う。外国籍選手であっても、リーダーになれる(余談だが、勝利を選手・スタッフ全員でたたえ合うベンチ前での円陣は、2年前まで在籍したウーゴ ヴィエイラの発案だった)。
 
「去年、優勝したからといって、それで満足している選手がいたら、僕がプッシュしていく」

いかにも、マルコスらしいコメントだろう。キャプテン(船長)として舵を取りつつ連覇を果たし、今シーズンこそ、誰にも異論を挟ませないほど正真正銘のMVPに輝いてもらいたい。


文:近藤泰秀<インサイド>


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