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【G大阪 vs 柏】得点、勝利への責任をギラつかせ、宇佐美貴史の2020年が幕をあける

2020年2月15日(土)


昨年夏、ガンバ大阪に復帰して以降、特に終盤に魅せた圧巻の輝きや、今年に入ってからのコンディションの充実。さらに練習や練習試合等々で示してきた体のキレや得点力、存在感もあってだろう。方々から期待の声が聞こえてくる。

だが、いつの時も、彼に期待を寄せているのは他ならぬ、宇佐美自身だ。

「プロに入ってからずっとそうですが、ファンの皆さんより、僕を見てくれている誰よりも、僕が僕に一番期待しています。だからこそ、試合での跳ね返り、結果が出せない時はムカつきますし、普段の生活も含めて、何も楽しくない状態になる。そのくらい、自分に対して自分が一番期待しているし、結果を求めている。変な言い方ですけど、日常からそうやって自分に期待して、結果を求めて、すり減らしていくことで、自分のプレーを研ぎ澄ませているみたいなところもあります。そういう思いの強さとか、点を取ることへの欲、チームが勝つ、勝たせることへの責任みたいなものを常に自分の中でギラつかせながら、それをフィールドで結果として表現していくことが僕の仕事だし、それができなければここにいる意味はないとさえ思っています」

そんな風に結果を求めるのは、いうまでもなく「ガンバが勝つため」。いや、もっと言えば、「強いガンバを取り戻すため」というべきか。

「過去、ガンバが強かった時代も、他のチームを見ても、強いチームって必ず、戦い方の方向性を決めたり、チームを落ち着かせてくれるベテラン選手がいて、そのベテラン選手に気を遣いながらも年下の選手にバシッとものを言えて、若い選手を引き上げられる『中堅』がチームをリードしてきた。今シーズンは同世代の選手も増えて…それこそ裕二(小野)や源(昌子)もそうやし、既存の選手にも近い年齢の『中堅』選手が増えた中で、僕らが存在感を示すシーズンにならなアカンというか。プレーはもちろん、いろんな意味で、血気盛んにチームをかき回したり、盛り上げたり、時には叱咤しながら進んでいけるシーズンにしたい」

そして、その思いは、今シーズンも戦いを共にする『仲間』にも向けられる。

「よくサポーターへのメッセージを求められるんですけど…僕は今更、いらんと思ってます(笑)。改まって言わなくても、僕が何をしたくて、何を目指していて、サポーターの皆さんに何を望んでいるのか、言葉で言わないと伝わらんような、関係性ではないから。サポーターの皆さんは僕が点を欲しいことも、チームを勝たせたいと思っていることもわかってくれていて、僕も皆さんがどんな思いで、僕らに声援を送ってくれているのか、全力で愛情をぶつけてくれているのか、わかっています。ならば、それだけで十分。あとは毎週末、スタジアムで会いましょう」

そこにはきっと、そこはかとないガンバ愛を秘めた、宇佐美貴史のゴールと歓喜が待っている。

文:高村美砂(G大阪担当)


JリーグYBCルヴァンカップ 第1節
2月16日(日)15:00KO パナスタ
ガンバ大阪 vs 柏レイソル
パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪)
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