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【町田 vs 甲府】ボランチに復帰した佐野海舟 19歳の急成長から目を離すな

2020年2月22日(土)


FC町田ゼルビアにとって、2020年は再出発のシーズンだ。ランコ ポポヴィッチ監督が9年ぶりに復帰し、主力の入れ替わりも当然ある。そして既存戦力のポジションも、かなり動いた。
 
佐野海舟も高卒2年目の今季、ポジションが変わりそうだ。21試合に出場した昨季は、主に左右のSB(サイドバック)で起用されていた。今季は高校時代にプレーしていたボランチに戻っている。
 
どんな競技だろうと、人や組織が目に見えて良くなる過程は観察していて楽しい。佐野は話を聞くたびに身体が逞しくなって、プレーも成長が見て取れる。2000年12月30日生まれの彼はまだしばらく未成年だが、今なお成長期の感すら受ける。
 
高校時代から動きの鋭さ、球際の強さは兼ね備えていたが、キャンプ期間中のトレーニングマッチを見てすぐ「化けたな」と筆者は気づいた。彼はJ2のレベルに追いつき、追い越そうとしている。
 
佐野はボランチでプレーする抱負をこう述べる。
 
「SBのときは周りにフォローされてきたんですけれど、逆に周りの人を自分がフォローするくらいやらなければいけない。CBが自分たちを動かしてくれているので、自分たちがFWを上手く動かさないと守備も攻撃も上手く行かない。声が大事になってくる」
 
SBの経験から得たものはこう説明する。
 
「SBがボールを持ったとき、どこにいてほしいか。今まではそれが分からなかったけど、分かるようになった。ボランチは360度どこにもボールを出せるけど、SBはそれが限られる。一つ横にボランチが入ると楽になる」
 
ポポヴィッチ監督からは練習中に「ブラボー」と褒められることもあるし、厳しく注意されることもある。若者は闘将の叱責も前向きに受け止めている。
 
「結構はっきりしていて、言うときはすごい言うし、キレられたこともあります。でもそう言ってくれたら、そのプレーに対してどれだけ懸ける気持ちが強いのか伝わってくる。ピッチを離れたらすごい優しくて、オンとオフの切替がすごい。自分たちもやるところはやる集中力を発揮して、オンとオフを合わせていかないといけない」
 
2020年は佐野がクラブの成長を引っ張るーー。ゼルビアの観察者として、そう確信している。

文:大島和人(町田担当)


明治安田生命J2リーグ 第1節
2月23日(日)14:00KO Gスタ
FC町田ゼルビア vs ヴァンフォーレ甲府
町田GIONスタジアム(FC町田ゼルビア)
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