【金沢 vs 松本】白井裕人、初めてづくしの5度目の古巣戦へ

2020年6月26日(金)


金沢の守護神・白井裕人にとってリーグ再開戦で対戦する松本はサッカー人生を変えたクラブ。流通経済大4年の冬。卒業後もサッカーを続けたいという意思をもっていた白井だが、春からの所属先は決まっていなかった。そんなとき柴田峡(当時は流経大コーチ。現在は松本のチーム統括本部編成部長)に声をかけられテストに参加したのが当時JFLに所属していた松本だった。「山雅に入っていなければ、いまサッカーをやっていなかった」。白井はそれから10年たった現在、そう言って懐かしそうに振り返る。

6シーズンにわたって在籍した松本を離れ、金沢にやってきたのは17年のこと。以来、古巣とはこれまで4度対戦し全敗。スコアも0-4、0-4、0-5、0-2と厳しい数字が並ぶ。「松本との対戦はすべてが印象に残っている。どの試合もなすすべなくやられている。4試合やってまだ1点もとっていないし、全試合完敗じゃないですか」。

「松本の強さはどこにあるのか」。この質問に白井が挙げた要素のひとつはサポーターの後押しだった。「でも今回はそれがないから、うちにとってはプラス要素」。そう、今回はリモートマッチ。敵にしろ味方にしろ、松本との対戦で緑のサポーターの大声援がないのは白井自身も初の体験となる。

そして今回はもうひとつこれまでと違う点がある。「僕も若かったのでいろいろと学ばせてもらった。人としても成長させてもらった」と白井が口にする恩師・反町康治が退任してから初めての対戦となるのだ。「監督も在籍する選手もほとんどかわっているので移籍1年目、2年目よりは私情を挟まずに臨める。まあ普通に戦いますよ」。白井にとって5度目の古巣対戦は初めてづくし。だからこそ4戦連続完敗という負の歴史を変える好機でもある。

文:村田亘(金沢担当)


明治安田生命J2リーグ 第2節
6月27日(土)18:00KO 石川西部
ツエーゲン金沢 vs 松本山雅FC
石川県西部緑地公園陸上競技場(ツエーゲン金沢)
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