【岡山 vs 山口】GKポープ ウィリアムの、「僕は常に狙っている」

2020年6月26日(金)


セーブのたび、ファン・サポーターの信頼を勝ち得ている。目には見えないはずの信頼の熱量が、あの時は見えているように感じた。1万2434人の観客が見守った、2月23日のホーム・開幕戦。被シュートは8本。「それほど打たれた感触はなかった」と語ったポープ ウィリアムは、初めてCスタのゴールを守った日に、岡山の守護神のひとりとなった。
 
今回の新型コロナウイルスの影響下で、岡山は4月から5月にかけて約ひと月間、オンライントレーニングを除くチーム活動を休止した。それまで、いつリーグ戦が再開されてもいいよう、コンディションを整えていたが、Jリーグの「再開の目処が立たない」という言葉を聞いた時、モチベーションの維持が難しくなった。「あえてサッカーから離れて、モチベーションが自然に戻ってくるのを待ちました。少し燃え尽きた感じもあって、自分でも心配だったんですが、海外のリーグ戦再開や、練習再開の様子をニュースで見る頃、自然にモチベーションが戻ってきました」。戻るまでの間は、クルマで岡山の山や川、海に出かけて景色を見たり、「人のいないところで、ぼおっとしていました」と言う。
 
6月20日は、広島と練習試合があり、ロングフィードからイ ヨンジェのゴールをアシストした。狙い通りの形だったが、結果に結びついたのはこの時が初めて。ポープがボールを持つと、FWもサイドハーフもサイドバックも動き出す。それが機能し、結果を出し始めている。「すごく良い内容のゲームだった。監督がやろうとしていることを選手はピッチで表現できていた。前半は広島相手にボールを持たれる時間も長かったが、踏ん張って、全員がまとまって守る時間もあった。チームとして成熟してきているなと」。
 
広島とは3月11日にも練習試合を行なった。「あの時より、チームとしてやることがすごく明確になっています。選手一人ひとりが、やるべきこともわかっている。監督が求めていることを、素直に実行できていると、後ろから見ていて感じます」。再開初戦は、チームの成熟を見つめるリモートマッチとなりそうだ。


文:尾原千明(岡山担当)


明治安田生命J2リーグ 第2節
6月27日(土)19:00KO Cスタ
ファジアーノ岡山 vs レノファ山口FC
シティライトスタジアム(ファジアーノ岡山)
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