【柏 vs FC東京】柏守備陣を束ねる勇将・染谷悠太

2020年7月3日(金)


染谷悠太は、今年でプロ12年目を迎える。
かつて在籍した京都とC大阪でそれぞれ降格を経験し、2015年にはシーズン終盤の負傷によって昇格プレーオフに出場できず、チームもあと一歩のところでJ1昇格を逃した。そんなプロキャリアを「苦しいことの方が多かった」と染谷自身が振り返っている。
 
昨季、染谷は柏に新天地を求めた。加入直後から主力の座を勝ち取り、1シーズンに渡って柏の守備を支え続けた。大谷秀和不在時にはゲームキャプテンを任されたことからも、ネルシーニョ監督とチームメートの信頼の厚さが窺い知れるだろう。2019年の柏はJ2を制し、1年でJ1に返り咲いたが、染谷にとってはプロキャリア初の優勝であり、昇格でもあった。
 
昨シーズン終了後、染谷は夫人から言われた言葉によって、来たる新シーズンへ向けてさらにモチベーションを高めた。
「妻から言われました。『今までは苦しい思いしかしていなかったから、今年はJ2で優勝して、ようやくスタートに立てたね。今までの思いがひとつ晴れたから、今度はJ1でもっと晴らさないといけないね』って。本当にそうだなって思いました」
 
今回のリーグ再開を前に、あらためて染谷に今季の目標を聞いた。彼が抱く「J1でトップを目指す」という目標は、4か月という中断期間を挟んでもまったくブレなかった。
再開初戦の相手はFC東京。昨季のJ1で最終節まで横浜FMと優勝を争った強敵であり、ブラジル人アタッカーが並ぶ攻撃陣はリーグ屈指の破壊力がある。その相手に対して染谷は怯むどころか「彼らに仕事をさせないことが大前提」と強気の姿勢を見せ、さらに「うちの前線も破壊力があるので、後ろがしっかり守れれば、自ずとその破壊力は発揮できる」と勝利へのイメージを膨らませる。
 
2月22日、札幌との開幕戦で、柏はオルンガ、クリスティアーノ、江坂任の3人がダイナミックな攻撃を展開し、4得点と攻撃陣が爆発した。彼らの破壊力を存分に引き出すために、勇将・染谷悠太が後方を束ね、チームを勝利に導く。


文:鈴木潤(柏担当)


明治安田生命J1リーグ 第2節
7月4日(土)19:00KO 三協F柏
柏レイソル vs FC東京
三協フロンテア柏スタジアム(柏レイソル)
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