【G大23 vs C大23】プロデビュー戦でゴールを決めたFW唐山翔自。目指すは「人の気持ちを動かせる選手」。

2020年7月4日(土)



前節のカマタマーレ讃岐とのJ3リーグ開幕戦。FW唐山翔自はその胸に期する思いを秘めていた。
「プロとしてのデビュー戦は、人生で一度しかない。楽しもうという気持ちで臨みました」
だからこそ、チームを勝利に導くゴールを奪えたことが素直に嬉しかった。
「改めてサッカーが楽しいと思ったし、勝利を目指して準備してきたので嬉しいです。ヘディングでの得点は…あまり得意じゃないので自分でもびっくりしました(笑)。何も考えずに飛び込めたのがよかったのかもしれない。ただ2点目は…公式記録では僕のゴールになっていますが僕、触っていないんです(笑)。なので、マルくん(市丸瑞輝)のゴールだと思っています。(注:7月3日に公式記録が訂正)とにかく、今後もこの舞台で結果を出し続けることがトップへの近道だと思うので、毎試合、得点を取れるように頑張っていきたい」

新型コロナウイルス感染症による自粛期間には「サッカーができない日々にもどかしさを感じたこともあった。だが一方で森下仁志監督からのアドバイスに忠実に向き合い、自分の『プレー』に磨きをかける時間になったという意味ではプラス材料もあったと話す。
「森下監督から、昔ガンバでプレーされていた大黒将志選手の『動き出し』の映像をもらって見るようになってから、自分の中で『こう動いたらいいんかな』とイメージできることが増えた。今日もそれがうまくいったのかなと思います」
そんな唐山の変化には、森下監督も試合前から太鼓判を押していたものだ。
「翔自は、もともとメンタルやマインドがすごく強く、意識の高い選手でしたが、ここまでの半年間でより得点を取ることや、判断、ポジショニングや動き出しがすごく整理されてきている。(今シーズンは)より鋭さが出てくるんじゃないかと思っていますし、練習での姿を見る限り、もし今トップチームに呼ばれても存分にやれるんじゃないかと期待しています」
ただし、本人はゴールを奪えたこと以外は、まだまだだと課題を口にする。
「開幕戦で点を取れたのは次の試合に向けても気持ち的に楽になるし、これから試合を戦っていく上でも自信になる。ただ、それ以外の動き出しやポストプレーとかではまだまだチームに貢献できていないし、前線でボールを受けた時に簡単に相手に取られないというのも課題なので、まだまだやることは多いと思っています」

プロとして目指すのは「人の気持ちを動かせる選手になること」。幼少の頃からガンバの試合を観て育ったからだろう。多くの人が本気になってガンバを応援し、喜んだり悔しがっている姿を見て「人を本気にさせる仕事ってすごく名誉なことに感じた」と話す。その思いのもと『ゴール』で踏み出した第一歩。「いつかJ1リーグで点を決めてやる」という野望をその胸に抱いて。


文:高村美砂(G大23担当)


明治安田生命J3リーグ 第2節
7月5日(日)18:00KO パナスタ
ガンバ大阪U−23 vs セレッソ大阪U−23
パナソニック スタジアム 吹田(ガンバ大阪U−23)
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