【愛媛 vs 岡山】帰ってきた一撃必殺の“ジョーカー”有田光希

2020年7月14日(火)


“ジョーカー”の存在感が再び大きくなっている。

このチームでの有田光希の役割は明確だ。試合の勝負どころでピッチに立ち、チームの勝利をつかむべく“結果”を残すことである。

ただ、昨季は苦しんだ。有田は17年の愛媛復帰以来、勝負の切り札として存在感を示し続けていたが、昨季はよもやのシーズン1ゴール止まり。思うように結果を出せず、一時はベンチでの優先順位が下がるなど苦しい一年を過ごした。

しかし今季はどうだろう。リーグ再開後初戦、徳島戦でピッチ投入10分でゴールを決めて大逆転劇への勢いをつけると、続く山口戦では追いすがる相手に絶妙ループシュートで引導を渡す活躍ぶり。ベンチから短時間で大仕事をやってのける姿はまさにジョーカーと呼ぶにふさわしいものだ。

「今季は(森谷)賢太郎君や(横谷)繁君のところから良いパスが出てくるので動きやすい。他のメンバーも昨季から大きく変わっていないので、お互いの特徴を分かり合えている。それが大きい」

好調の要因はそれだけではない。

「自粛期間中、ホント何もできなかったのでYouTubeで筋トレの動画見ながらめっちゃトレーニングしていた」

ガタイがさらにゴツくなったように見えるだけでなく、ピッチ上でも相手選手とのフィジカルコンタクトで当たり負けしない体の強さを披露。今季挙げた2ゴールの場面でも自粛筋トレの効果は存分に表れていた。
さらに驚くべきは決定率である。今季、有田がここまでに放ったシュートはわずか2本。すなわち100%の決定率でゴールを射止める一撃必殺のスナイパーぶりを見せているのだ。ベンチスタートの点取り屋に求められるのは少ないチャンスをモノにする力。有田は自身にそのスキルが備わっていることを結果をもって証明している。

「どんな試合でもゴールは欲しいけど、勝ちにつながるゴールはどんなゴールよりも価値がある。いまみたいに後半途中から入るとなれば、必然的にそういう場面が多くなってくる。僕はそういうのを狙っていきたい」

スポットライトを浴びる時間は短くとも、有田はベンチから主役の座を奪うべく、常に目を光らせている。


文:松本隆志(愛媛担当)


明治安田生命J2リーグ 第5節
7月15日(水)19:00KO ニンスタ
愛媛FC vs ファジアーノ岡山
ニンジニアスタジアム(愛媛FC)
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