【北九州 vs 京都】勇気が光る永野雄大、地元デビューなるか?

2020年7月14日(火)


若手選手の育成に定評がある北九州の小林伸二監督。熱く、選手に寄り添った細かな指導がその評価の元となるが、最も効果的な成長促進剤である公式戦出場の場を与える勇気とタイミングの良さが真骨頂でもある。そんな指揮官がまた一人、Jリーグデビューとなるピッチへ選手を送り出した。MF永野雄大だ。

若手選手主体のチーム構成とする北九州は、今季も大卒新人選手を4人獲得した。永野はそのうちの一人で阪南大出身。3試合連続先発中のCB村松航太(順天堂大)と交代出場による2試合連続得点中のFW佐藤亮(明治大)に続いて、永野は前節の岡山戦で交代出場によるデビューを果たした。「素直にうれしかった」という約10分間のプレーを「もっと攻撃の基点となるプレーを増やさないと。あとは守備面でもっと走ってチームを助けたい」と反省とともに振り返ったが、同時に「やれなくはないと感じた」とも言う。プロデビューの一戦でそんなふうに感じられる、たくましさも小林監督が永野を評価する理由の一つか。

「ボールを持った時の姿勢が良い。常にヘッドアップしているので、受け手が欲しいタイミングでボールを出せる」と、永野について語る小林監督の口調が熱を帯びたのは「一番厳しいエリアでボールを受けようとする、そして実際に受けることができる。彼のそういうプレーが前の選手のプレーテンポも変える」という、くだりだった。勇気をもっての起用の決断は、その選手の勇気の有無も重要な材料になっているということだろう。

阪南大出身の永野だが、ジュニアユース、ユース時代を北九州のアカデミーで過ごした。「育った街でプロとしてプレーできることはうれしい。親の前でプレーして勝利を届けられたら、それが今の自分にできる一番の恩返し」と、地元ミクスタでの“デビュー”の可能性がある今節、京都戦を前に静かに燃えている。


文:島田徹(北九州担当)


明治安田生命J2リーグ 第5節
7月15日(水)19:00KO ミクスタ
ギラヴァンツ北九州 vs 京都サンガF.C.
ミクニワールドスタジアム北九州(ギラヴァンツ北九州)
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