【札幌 vs FC東京】経験豊富な守護神がGK陣のリーダーとしてマウスを守る。安定感あふれる守備に注目したい。

2020年7月21日(火)


リーグ戦再開後における札幌の大きな注目点のひとつがGKのポジションだった。中断期間中に韓国代表GKク ソンユンが母国リーグの大邱に移籍。身長195センチの長身を生かした彼のセーブ力はリーグ屈指であり、ここ数年、躍進を果たしている札幌の立役者のひとりと言ってよかった。

リーグを代表するビッグセーバーが抜け札幌の守備力はどう変化するのか。そこが焦点となっていたが、ベテランの菅野孝憲が見事なプレーぶりで安定した守備を構築しているというのが結論だ。

過去2シーズン、基本的には前出のクがスタートからゴールマウスを守っていた状況。菅野のリーグ戦出場はわずかに1。菅野は「自分が控えGKだと思ったことはない」と話す一方で、「ソンユンが絶対的な存在と目されていて、それに応えるだけの素晴らしいプレーをしていたことも間違いない」とも認めていた。

しかし、この2020年シーズンを迎えるにあたり菅野は次のようにも話している。「ソンユンの移籍に関わらず、今年は自分がチャンスを得られる手応えを持ってシーズンインしていた」。

そしてその理由はこうだ。
「もともと自分とソンユンはタイプがまったく違うGK。今シーズン、チームがさらに上位を目指すなかで、相手の特徴によって起用をするGKを監督がチョイスできるような、それだけのものを過去の2年間で見せてきた自信はある」

実際に再開後のピッチで菅野はその特徴をしっかり発揮している。身長179センチとクに比べれば小柄ではあるが、的確な位置取りと安定したキック力によるビルドアップでチームの中心となっている。

「すべての試合で無失点を目指していく。チームとしての目標の基準を高めたい」と36歳の守護神は力強く口にする。そしてこうも続ける。「去年までもそうだし、これからもそう。札幌のGKは誰か1人で守るのではなく、日々の練習を含めて、GK陣全員で守っていく」

厳しいアウェイ4連戦を2勝2分の好成績で終え、チームは地元・北海道へ帰郷。そしていよいよ今シーズン最初のホームゲームを菅野は、無失点勝利を貪欲に目指していく。


文:斉藤宏則(札幌担当)


明治安田生命J1リーグ 第6節
7月22日(水)19:05KO 札幌ド
北海道コンサドーレ札幌 vs FC東京
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