【山形 vs 京都】山田拓巳、「ヤマの日」も激しく、楽しく!

2020年8月7日(金)


新型コロナウイルスによるリーグ戦の長期中断がなければ、 山形は例年どおり「山の日」 にホームゲームを行うことになっていた。今年は8月10日(月)、北九州を迎えるはずだった。スタジアム周囲を大小さまざまな山に囲まれ、何より山形、モンテ(イタリア語で「山」) とその名にも二つの山を持っている。 特別な一戦になるはずだった。

クラブも「山の日」 に行われる試合を特に大事な試合と位置付けてきた。 昨シーズンは夏休み期間のホームゲーム5試合を「夏まつりだモン!」というシリーズのイベントとし、なかでも「山の日」 には来場者無料プレゼントを用意するなど集客に力を入れてきた。 昨シーズンの「山の日」、第27節・新潟戦は18,721人を集めて行われている。今シーズンはスケジュールの組み替えで「山の日」開催はならなかったが、今節がもっとも「山の日」 に近いホームゲームとなる。

そんなクラブひと筋で育った13年目の選手が、 いまではチームキャプテン3年目。 すっかりチームの顔となっている。 コンスタントに出場するようになったのは、加入からようやく6年目。廣瀬智靖、太田徹郎と3人いた高卒同期のなかで頭角を現わすのは一番遅かったが、 山形がクラブとして培ってきたひたむきさやあきらめない姿勢を受 け継いできた。いつしか頼れる選手に成長してきた。

いまも球際での激しいコンタクトを厭わない。 競り合う相手は年下が多くなったが、 どんなに激しくもつれ合い倒れても先に立ち上がり、 相手の体を軽くタッチしたり、手を差し出して引き揚げたりする。 そのとき、その表情には必ず笑みがこぼれている。 激しいひとつひとつのプレーを楽んでいるようにも、 そのプレーの“共演者” である相手の健闘を讃えるようにも見える。

チーム内で「ヤマ」と呼ばれるその選手、 山田拓巳がピッチ上で見せてくれるのは、 チームのために骨身を削る姿だ。足元にボールがあろうと、 なかろうと、連戦の疲労感に襲われようとも、 それは変わることがない。


文:佐藤円(山形担当)


明治安田生命J2リーグ 第10節
8月8日(土)19:00KO NDスタ
モンテディオ山形 vs 京都サンガF.C.
NDソフトスタジアム山形(モンテディオ山形)
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