【沼津 vs 熊本】度重なる怪我に苦しんできた過去。沼津でレギュラー復帰を目指す鈴木拳士郎。

2020年8月29日(土)


今季から地元のJクラブでもある沼津に加入した鈴木拳士郎。今季は、9試合に出場し、先発はわずかに2試合。沼津加入後初先発を飾ったJ3第4節相模原戦は、持ち味でもある守備面での対人能力を遺憾なく発揮し、「加入以来、非常に素晴らしい仕事を全うしてくれた」と今井雅隆監督も絶賛する活躍を見せて2試合連続で先発を勝ち取るが、その後に軽度の負傷で別メニューとなり、J3第6節を欠場。それ以降5試合は、途中出場が続いている。「自分が開幕前に思っていたよりもうまくはいっていないけど、まだ先は長いのでこれから試合に多く絡めるようにしたい」と現状には満足していないが、レギュラー獲得へ闘志を燃やしている。

これまでのキャリアは何度も怪我に泣かされてきた。関西大学に在籍時には、前十字靭帯損傷の大怪我、プロ1年目には左足関節外果骨折、内側靭帯断裂の大怪我に苦しんできた。大学卒業後に2年間を過ごした讃岐では、15試合に出場。度重なる怪我によりコンスタントに出場機会を得られなかった経緯もあって「90分間出続けることが大事だと思っている」と沼津でのレギュラー獲得が現時点での目標。そのためにコンディション管理は、誰よりも気を遣って取り組んできており、負傷後は「体のバランスが悪かった。相手と当たって怪我したこともあったし、肉離れも多かった」という反省を糧に、下半身の強化を中心としたフィジカル面を強化。本人は、「もっと動ける」と実感しており、まだ現状のコンディションに満足していないが、「前とはだいぶ違った印象のプレーを見せてくれて力強くなってきている」と今井監督も期待を寄せている。

その中で迎える今節・熊本戦は、絶好のアピールの場となりそうだ。ダブルボランチの[4−4−2]を採用する沼津は、普光院誠、菅井拓也、そして鈴木拳士郎の3人を中心に2枠のボランチの定位置争いを繰り広げているが、前節・鹿児島戦で退場した普光院誠が出場停止となる今節は、7試合ぶりに先発機会が訪れる可能性も高い。対戦相手となる熊本は、リーグ2位の得点力を誇る攻撃力が特徴。その強力な攻撃力を封じることが勝敗を左右するポイントにもなる中で、「相手にボールを回させないためにもポジショニングに気をつけてボールを奪ったら前に繋ぐプレーを見せたい」と中盤で攻守に渡る活躍を目指している。チームの勝利のため、そしてレギュラー定着に繋げるためにも彼の活躍には要注目だ。


文:森亮太(沼津担当)


明治安田生命J3リーグ 第12節
8月30日(日)16:00KO 愛鷹
アスルクラロ沼津 vs ロアッソ熊本
愛鷹広域公園多目的競技場(アスルクラロ沼津)
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