【水戸 vs 栃木】全体を司り、チームを勝利に導く。平塚悠知のさらなる進化への挑戦

2020年9月5日(土)


昨年札幌大学から水戸に加入した平塚悠知が先発デビューを飾ったのは昨季第38節徳島戦だった。6位の水戸と7位の徳島の勝点は並んでおり、勝利したチームがJ1参入プレーオフ進出に大きく近づく大一番として迎えた一戦だった。

だが、試合は1点先制しながらも、後半に逆転を許して、悔しい敗戦を喫した。結果、徳島はプレーオフに進出し、水戸はあと一歩のところで涙を飲んだ。
「昨年、あそこで勝っていればプレーオフにも行けていた」
だからこそ、前節徳島戦で先発メンバーに選ばれた平塚は試合前、特別な思いでピッチを見つめていた。
「昨年の負けはずっと忘れないでやってきました」

その思いをピッチで存分に表現した。中盤で見せるタイトな守備で徳島の攻撃を封じ込め、ボールを奪ってから左足から繰り出される正確なパスで攻撃を組み立てた。そして2対1で3位の相手から勝利をつかんでみせた。
「自分たちが90分間通して最後勝っていられるような戦い方が上手くできた」
軽い笑みを見せながら喜びを噛み締めた。

ただ、昨年の天皇杯で左足から繰り出されるアイデア豊富なパスで浦和の守備を翻弄したように平塚が秘める可能性はまだまだこんなものではない。
「(平塚には)すごく期待していますよ」と秋葉忠宏監督。ただ、「ボランチとしてもっとリーダーシップを取ってほしい」と要求する。

北関東のライバルをねじ伏せ、今季初の連勝を挙げて上昇気流に乗ることが今節における水戸の唯一無二のタスクだ。それを成し遂げるためにも、堅守速攻スタイルを徹底する栃木に対して、状況に応じたゲームコントロールが求められる。「背番号25」が担う役割は大きい。

チーム全体を司り、チームを勝利に導くことができるか。北関東ダービーでさらなる進化を示したい。


文:佐藤拓也(水戸担当)


明治安田生命J2リーグ 第17節
9月6日(日)19:00KO Ksスタ
水戸ホーリーホック vs 栃木SC
ケーズデンキスタジアム水戸(水戸ホーリーホック)
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