【鹿児島 vs 八戸】“漢” 馬場賢治が“鹿児島の漢”へ ―サッカー人生をかけて

2020年9月7日(月)


台風の影響で日程が変更になった前節岩手戦、決勝点を挙げたのは頼れる“漢”―馬場賢治だった。
「“9月は絶対に全部勝つ!”そう決めて臨んだ9月最初の試合で点を取れて、そして勝てたのでよかったです」。優勝という目標に向けてまた一つギアを上げた。チームの方向性、チームのサッカーを確立させる大切な時期に入ってきていることを馬場は感じているのだ。自粛期間を経て開幕した今季、色々な形を模索しながらそれぞれのチームがここまで戦ってきている。岩手戦では開幕から目指していたサッカーを体現し、勝利したことで選手にも自信が生まれた。
「勝ったり負けたりという中で、“もっとやれるはず”というスッキリしない気持ちがチーム全体にあった。“こうすればいいのでは!”と掴みかけているものもあるし、今は勝って自信を深めていくことが大切」。そう話す。
 
大分を契約満了後、今季鹿児島へと加入した馬場にとって鹿児島の選手として戦う1試合1試合が特別だと感じている。「しっかり鹿児島で自分のサッカー人生を出しつくそうと思って鹿児島に来た。拾ってくれた鹿児島で、自分のサッカー人生を全てかけていいかなと思っている。鹿児島は自分にとってそんな存在です」。馬場は今まさに“鹿児島の漢”として責任感を持ち戦っているのだ。
 
ところで、熱き男のイメージがある馬場だが最近チームメイトからあるニックネームで呼ばれている事をご存知だろうか。大分時代から交流のある現ヴィッセル神戸所属で、以前鹿児島で活躍した藤本憲明選手からの紹介で出会った鹿児島のとあるチーズケーキ店。「大きめのチーズケーキを買ったものの単身で鹿児島に来ているので食べきれず選手にお裾分けしたら“チーズケーキおじさん”というニックネームをつけられまして(笑)」ピッチ外では、後輩から愛される優しい兄貴的存在の馬場。ピッチでもその背中で、鼓舞する声でチームを押し上げる大切な存在である事は間違いない。試合に出ていない時間帯も誰よりも声を出し、ピッチで戦う選手に水を差し出すなど、その行動全てがまさに“漢”なのだ。
 
そんな熱き選手とともに、J3優勝を掴みたい。
今節も台風の影響を受け、日程が変更になった八戸戦。
台風去りし鹿児島を勝利の風が吹き抜ける。


文:有賀真姫(鹿児島担当)


明治安田生命J3リーグ 第14節
9月8日(火)17:00KO 白波スタ
鹿児島ユナイテッドFC vs ヴァンラーレ八戸
白波スタジアム(鹿児島ユナイテッドFC)
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