【磐田 vs 水戸】チャンスが与えられなくても変わらない準備を続けた藤川虎太朗。チームの反撃と共に期待される巻き返し

2020年9月8日(火)


3戦ぶりに勝利を収めた明治安田生命J2リーグ第17節新潟戦は、62分に途中起用された藤川虎太朗のクロスが相手DFの足に当たってコースが変わり、オウンゴールを誘発。このオウンゴールが結果的に決勝点となり、チームを勝利に導いた。試合に入る前には、フェルナンド・フベロ監督から「サイドバックの背後を狙う動きとキーパーとセンターバックの間にクロスを上げてくれと言われた」というまさに指示通りの形から得点を演出。ただ得点以外の場面でも「最初から出ている選手は乳酸も溜まってきつい時間帯だったと思うので、とにかく自分たちがボールを持ったら裏に抜けてチャンスを作ろうと思った」と途中起用の中で意識していた素早い攻守の切り替えから、79分には、相手DFの裏を取り決定機も演出。また守備でも素早いプレッシャーからボールを奪い返すなど限られた時間の中でも攻守でハードワークし、チームの勝利に大きく貢献した。

今季は出場機会を与えられずに苦しむ時間も長かった。昨季最もチームが苦しいシーズン終盤に、最終節まで7試合連続のスタメンと頭角を現し、今季への期待も大きかった。しかしJ2第5節福岡戦での今季初先発を最後に、その後チャンスが訪れる事がなく、ベンチ外の日々が続いた。ただそれでも「出ていなくてもチームの雰囲気を壊さずにやっていこうと思ってやっていたし、いずれ出番が来ることは信じて自分のために練習に取り組んでいた」と次に来るチャンスに備えて、どんな時も姿勢は変わらなかった。それは日々の練習でも感じ取られる事が多く、積極的に相手に仕掛けていく負けん気の強いプレーは、健在でいつも変わらない姿がそこにはあった。ようやく福岡戦以来となる先発チャンスが与えられたJ2第16節の東京V戦では、ルリーニャ、ルキアンのブラジル人コンビの得点をそれぞれアシスト。数字に残る結果も残した事が新潟戦での活躍にも繋がった。本人もこの2試合は、「得点に繋がるプレーができているので、それは続けていきたい」と手応えも感じている様子だが、一方で浮かれることなく、「まだまだ課題もたくさんあるので、そこはまだまだなので、自分を見つめ直していきたい」と話し、更なる活躍を目指している。ここから巻き返しを見せる藤川の活躍には注目だ。


文:森亮太(磐田担当)


明治安田生命J2リーグ 第18節
9月9日(水)19:30KO ヤマハ
ジュビロ磐田 vs 水戸ホーリーホック
ヤマハスタジアム(磐田)(ジュビロ磐田)
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