【沼津 vs C大23】スタメンとしての責任感。7戦連続スタメンの後藤虹介が感じている心境の変化

2020年9月21日(月)


「リーグ戦に出続けることが絶対に大事。まず僕はそこからですね」。そう話していたのが今季リーグ初先発を飾ったJ3第10節の今治戦後のこと。プロ2年目には、右膝前十字靭帯損傷という全治8ヵ月の大怪我も経験し、リーグ戦デビューを飾ったのもプロ3年目。重度の負傷から長いリハビリ生活と苦心してきたこれまでのキャリアを踏まえれば、レギュラー獲得が大きな目標にもなってきた。プロ4年目となる今季は、リーグ戦全試合でメンバー入りし、現在7戦連続でスタメンと着実に目標を現実としている。その中で心境の変化も感じ始めているおり、「責任感をすごく感じている。ピッチ外でも信頼されなければいけないと思うし、ピッチ内外での意識がちょっとずつ変わってきているのかもしれない」とレギュラーとしての自覚も芽生えていることが良い変化を生んでいる。

これまで徳武正之や藤嵜智貴など自分と同い年以上のセンターバックの選手たちとコンビを組むことが多かった中で、自分が引っ張るよりも引っ張られることも多かった。ただJ3第15節鳥取戦からは仙台から育成型期限付き移籍で加入した自分よりも年下の照山颯人とコンビを組み、加入して間もない照山に対して、「(仙台で)やってきた守備と(沼津が)チームとしてやりたい守備が違うと思うから僕が監督からの要求を伝えて、その上でハヤトの良さも引き出せるようにしていた」とピッチ内でサポート。「ずっと周りを見ろ」、「首を振れ」などサポートの声かけを惜しまず、「頼ってもらえるように指示を出して、メンタル面でも声を出して引っ張っていこうと思っていた。若い選手も多いので、中堅として若手がプレーしやすいように考えている」とリーダーシップを発揮した。ピッチ内では、若手を引っ張る兄貴分として心強い振る舞いを見せる後藤だが、ピッチの外に出ればチームメイトをいじり、笑いを取るなどムードメイカーとしての一面も併せ持つ。それもピッチ内でお互いに要求しやすい関係性を構築するために「練習だと真剣な話になってしまうけど、ピッチ外では関係ない話をどんどんしてお互いに言いやすい雰囲気を作れれば、若手ももっとやりやすくなる」とチームの雰囲気を率先して盛り上げている。

現在チームは8戦勝ちなし。後藤自身も先発出場し始めてから一度も勝利を味わえていない。その結果が報われない現状には、「やっぱりきつい。ただ後ろの選手としては我慢するしかない。我慢して粘って得点を相手に入れさせない。そのためにもポジティブな声をかけていきたい」と9戦ぶりの無失点達成が勝利への扉を開くはずだ。今節こそ結果が報われて欲しい。


文:森亮太(沼津担当)


明治安田生命J3リーグ 第17節
9月22日(火)15:00KO 愛鷹
アスルクラロ沼津 vs セレッソ大阪U−23
愛鷹広域公園多目的競技場(アスルクラロ沼津)
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