【岡山 vs 山形】頼もしい前線の力、齊藤和樹。

2020年9月22日(火)


考えること、動きの一つひとつがチームワークに帰結する前線のプレーヤー、齊藤和樹。昨年4月の右膝の怪我から手術をし、プロ選手をあきらめかけた時期を経て、公式戦のピッチに戻ったのはリーグ戦が再開した6月27日だった。1年以上の期間を経て、最初はゲーム終盤の2分間や4分間という短時間の出場から、8月中旬にはフル出場が可能になった。そして今のコンディションが、「いちばん良い」と語る。

怖さを感じることなく、「コンディションが上がっているという自信を持って」プレー出来る点が良いそうだ。岡山での齊藤のプレーで最初に思い浮かぶのは、右サイドから前へと運ぶ強さだ。強い当たりがあっても、何が何でもゴール前に、という意思のあるプレー。それが今後の岡山のゲームにプラスされる。より多くの得点が欲しいチーム状況ではあるが、そもそも今季の攻撃バリエーションは史上最強かもしれない。齊藤は、「今までは、前に出る場面で蹴っちゃったり、前と後ろの意思があっていないシーンもありましたが、甲府戦では奪った瞬間にFWを見るという、後ろの前や中盤と前の意思疎通がだいぶ出てきた。攻撃が連動する回数が増えていると思う」と言う。

攻撃のバリエーションが増えて、それぞれの質が上がっている連戦中のチームに、ゲームメーカーのひとり、パウリーニョが戻ったこともあり、「パウロは縦に入れるのが得意な選手なので、奪った時にしっかりと顔を出すことが出来れば、チームの良さを出せると思う」とも。各選手が成長しながら積み上げてきたチームに、新たな要素が加わって、それがどのように機能し始めるのか。次なるフェイズに移行する段階を見られるのが、この山形戦になるかもしれない。


文:尾原千明(岡山担当)


明治安田生命J2リーグ 第21節
9月23日(水)19:00KO Cスタ
ファジアーノ岡山 vs モンテディオ山形
シティライトスタジアム(ファジアーノ岡山)
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