【長崎 vs 徳島】大一番に欠かせない〝長崎の隊長〟角田誠

2020年9月29日(火)


前節の負けで7戦未勝利となってしまった長崎。思うように結果が出ない今こそ、求められるのはベテランの経験値だ。

角田誠は7月で37歳を迎えた。2001年、京都ユース時代に当時のJ2最年少出場記録(17歳10カ月13日)でデビュー。Jリーガー生活20年目の今年はJリーグ通算450試合を突破し、カップ戦も含めると出場数は500戦を越える。

そのディフェンスリーダーは9月初旬に取材した際、今季の明るい展望を語っていた。

「ボールをよく回せるようになった。それだけじゃなく裏に効率よく走っている。一つ二ついい運びをすれば、パスコースが三つくらいある」

当時は首位ながらも勝ちきれない試合が出始め、勢いに陰りが見えてきた頃。それでも「大人のサッカーができている」と悲観する様子は全くなかった。CBとして最後方からピッチ上を見渡していると、リーグ12位に終わった昨季との明らかな違い、確かな成長を実感するのだという。

「安定している。この安定があれば、後に勢いになるのかなと」

仙台時代から慕う手倉森監督を「日本一の指導者」と尊敬してやまず、指揮官も昨季、長崎の監督に就任した際に「欠かせない存在」として呼び寄せる相思相愛ぶり。人とボールが動くサッカー、日本人らしいサッカー、柔軟性と割り切り…。言葉では分かっていても実践するのが難しい「手倉森イズム」を、ピッチ上で見事に具現化する。

巧みな駆け引きでボールを奪い取る冷静さ、少しでも中途半端なプレーがあると即座にげきを飛ばす闘将ぶりも見ものだ。今節迎え撃つのは首位徳島。この大一番に”長崎の隊長”が燃えないはずがない。


文:中島宙(長崎担当)


明治安田生命J2リーグ 第23節
9月30日(水)19:00KO トラスタ
V・ファーレン長崎 vs 徳島ヴォルティス
トランスコスモススタジアム長崎(V・ファーレン長崎)
みんなの総合評価 (4.3)
臨場感 (4.1)
アクセス (3.4)
イベント充実 (4.5)
グルメ (4.2)
アウェイお楽しみ (4.4)

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集

移籍情報