【横浜FM vs 神戸】トリコロールの“静”の守護神・梶川裕嗣

2020年10月3日(土)


横浜FMが今季3度目の神戸戦を迎える。過去2度の対戦は、共に3-3のハイスコアの引き分け。最初は2月8日のFUJI XEROX SUPER CUPで、PK戦の末に惜敗した。8月29日の2度目の対戦では、3-1の有利な状況から2点を献上。苦い記憶が想起される…。

三度目の正直で点の奪い合いを制してほしい気持ちもあるのだが、横浜FMの失点の部分に限っていえば、ロースコアに終わる可能性も。理由は、2度の対戦で出番がなかったGK梶川裕嗣が、ゴールマウスに立つと思われるからだ。

今季の第1守護神、朴一圭は負傷しがちでリーグ戦出場は10試合に留まり、新加入の梶川は12試合に出場している。9月13日のC大阪戦(1-2)からは6試合連続出場中で、最初の対C大阪以外、1試合2点以上を許していない。無論、周りの選手の貢献もあるが、ハイラインを敷くチームにあって、その背後のカバーリングのタイミング、正確性は今季序盤のACL時から比べると進歩が見られる。さらに、ハイボールの強さもストロングポイント。

J STATSを見ると、空中戦勝率100%とリーグ1位の数字を誇るのだ。動き出しの速さ、ビルドアップ能力に長けた朴が“動”のGKなら、安定感のある梶川は“静”のGKか。それぞれ良さがあるが、神戸戦では梶川の長所が生かされるかもしれない。

梶川には毎試合、心がけていることがある。
「みんな最後まで走り切ってくれるので、自分もどこかでチームの助けになるプレーをしたいなと思っている」

9月30日の鳥栖戦(1-1)。49分に先制点を左CKから与えたが、その2分後にも、左CKからゴール正面で鳥栖の選手がフリーで打つ決定機が訪れた。だが、これを梶川がビッグセーブ! あそこでもし連続ゴールを決められていたら…と思うとゾッとする。今節もトリコロールの背番号21が、どこかで助けてくれるに違いない。


文:小林智明<インサイド>(横浜FM担当)


明治安田生命J1リーグ 第20節
10月4日(日)16:00KO ニッパツ
横浜F・マリノス vs ヴィッセル神戸
ニッパツ三ツ沢球技場(横浜F・マリノス)
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