【山形 vs 松本】熊本雄太、進化し続けるスケールの大きいセンターバック

2020年10月3日(土)


前節・群馬戦の76分、ヴィニシウス アラウージョが蹴ったCKを頭で合わせた。自身今季初、Jリーグ2度目のゴールは、3-1からダメを押す4点目。「ヴィニがめちゃくちゃいいボールを蹴ってくれた」とキッカーを讃えたが、ペナルティーマーク付近からとやや距離があるうえ、後方へ跳びながらのヘディング。それでもインパクトは力強く、コースを狙う冷静さもあった。

今季は二つのアシストも記録しているが、いずれもチームが3バックの時期。フォーメーションが4バックに変わり、2センターバックの一角に入ってからは、昨季も見せた果敢な攻撃参加は見られなくなったが、それでも相手ゴール前で存在感を発揮してきたのは、CKでニアに飛び込む役割を任せられた背景もある。186センチは競り勝つことが多く、2節前の磐田戦で奪ったオウンゴールの決勝点も熊本雄太がニアでスラしたものだった。

第10節を前に、同じセンターバックで精神的支柱でもある栗山直樹が負傷で長期離脱。熊本にかかる負担はジワリと増えたに違いない。それでも、目の前のワンプレーに全力を尽くすことでひとつずつ壁を破り、頼もしく、スケールの大きいプレーヤーへの進化を続けている。ルーキー時代には相手の絶対的エースの強さ、巧さ、したたかさに悔しい記憶を刻まれもしたが、3年目の今季は誰が来ようと確実に潰し、跳ね返す姿がある。

過密日程でも先発出場を続け、チーム内では中村駿、山岸祐也とともにここまでで全試合に出場。プレー時間はチームで唯一、2,000分を超えた。
「僕自身、連戦でずっと出させてもらってますけど、若いので。試合終わったあとは多少疲れますけど、大丈夫です」


文:佐藤円(山形担当)


明治安田生命J2リーグ 第24節
10月4日(日)14:00KO NDスタ
モンテディオ山形 vs 松本山雅FC
NDソフトスタジアム山形(モンテディオ山形)
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