【横浜FM vs 大分】今トリコロールに必要な“清涼剤”、和田拓也

2020年10月9日(金)


打てども打てどもゴールが遠い…。今週水曜日のJリーグYBCルヴァンカップ準決勝vs柏では、20本のシュートを浴びせた横浜FMだったが、結局、柏のクリーンシート。0-1で惜敗した。その前試合、10月4日の神戸戦(2-3)も26本のシュートを記録しながら2点止まり。相手を圧倒しながら連敗が続く。

ならば、「押してもダメなら引いてみる」ではないが、少し攻撃の変化が必要なのかもしれない。そこで密かに注目しているのが、ボランチの和田拓也。ハイテンポ、ハイペースの攻撃サッカーが浸透したチームの中で、落ち着いて“間”が取れるプレーメーカーだからだ。

例えば、9月27日・柏戦(3-1)の3点目の場面。左サイドでボールを運んだ和田は、チラッと後ろを振り返り、敵が周りにいないことを確認し、ゆったりとボールキープ。仲川輝人が裏に走り抜けるタイミングを見計らって丁寧にパスを送り、仲川のクロスを導き、前田大然の得点を呼び込んだ。あそこで急いで縦にパスを出していたら、仲川も前田も準備が整わず、スムーズな得点は生まれなかっただろう。しかしながら、先の神戸戦では、先発出場したが、その特異なセンスを発揮するに至らなかった。

「もう一つ工夫しないといけないと思いました。中でコンビネーションを使って崩すとか、それで相手選手を中に絞らせて、逆に外の選手を使うとか。相手を揺さぶるという意味でも、違うスイッチを入れるというか、外からのクロスは相手がある程度、守りやすいと思うので。意表を突くというか、違う動きを出してゴール前に入っていけたらいいなと思います」

おっとりした口調ながら、真摯に考え、ゴールへの道標を言葉にしてくれた和田。大分戦で“違い”を見せ、嫌な空気を変える清涼剤になってくれる気がする。


文:小林智明<インサイド>(横浜FM担当)


明治安田生命J1リーグ 第21節
10月10日(土)16:00KO ニッパツ
横浜F・マリノス vs 大分トリニータ
ニッパツ三ツ沢球技場(横浜F・マリノス)
みんなの総合評価 (4.6)
臨場感 (4.9)
アクセス (4.0)
イベント充実 (3.7)
グルメ (3.6)
アウェイお楽しみ (3.8)

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集