【札幌 vs 鹿島】若き守護神がJの舞台で奮闘中。身長2メートルの体躯を生かしてゴールを守り抜く。

2020年10月17日(土)


21歳の若き守護神が奮闘中だ。来シーズンからの加入が内定している法政大4年のGK中野小次郎が特別指定選手としてチームに帯同中。第19節の神戸戦(ノエスタ)でJデビューを果たすと、そこから4戦連続でフル出場を果たしている。

やはり最初に目が向くのがそのサイズだ。身長2メートルという体躯は日本人GKとしては飛び抜けた資質だと言える。試合のなかでもそれを生かしたビッグセーブを数度見せており、今後が楽しみになる場面は多い。デビュー戦では長い股下を抜かれてしまった失点シーンもあったが、前節の名古屋戦ではそこを狙ってきたとおぼしきシュートに対してしっかり反応をして防いでおり、着実に強固さを高めている。また、足でボールをコントロールするプレーにも長けており、本人も「そこは自分の武器」とする。後方からのビルドアップにもスムーズに参加している印象だ。

そんな中野小はJリーグでプレーをしての感想について、「ボールスピードや攻守の展開の速さは大学での試合とはまったく違うので、ポジショニングを含めた判断の質、決断の速さを高めていかなければいけない。常に『大学リーグとは違う』と意識をしながらプレーをしている」と振り返る。そして「そのなかでも勝ちにこだわりたい」と続ける。

ここまでの4試合では失点が多くなってしまっているが、ここに関してはGKひとりのプレーではどうにもならないものも多々ある。だが、「失点が多いのはやはり課題」と真正面から向き合っている。と同時に「自分がやれることと課題とが試合をやるごとに明確になっているので、これを続けていきたい」と試合中のすべての時間を自らの糧にしている様子だ。出場3試合目となった21節の湘南戦では初勝利を飾り、「みんなで喜びを分かち合えたことは今後の財産になる」と喜んだ。

チームとしてはなかなか勝点を順調に伸ばせず苦戦中だ。だが、そうしたなかでこうして前向きに試合に取り組み、まさに毎秒を成長につなげようとする選手の言葉を聞くと嬉しくなる。今週末は強豪・鹿島と対戦するが、ここでも貴重な財産を手にして欲しいところだ。


文:斉藤宏則(札幌担当)


明治安田生命J1リーグ 第23節
10月18日(日)13:00KO 札幌ド
北海道コンサドーレ札幌 vs 鹿島アントラーズ
札幌ドーム(北海道コンサドーレ札幌)
みんなの総合評価 (4.2)
臨場感 (4.1)
アクセス (3.9)
イベント充実 (3.8)
グルメ (3.6)
アウェイお楽しみ (3.4)

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集

移籍情報