【山形 vs 愛媛】前川大河、パスとドリブルのハイブリッドは山形に何をもたらすか

2020年10月17日(土)



山のチームにやって来た、名前に「かわ」が二つある選手は、前節・栃木戦の72分、山のチームの一員として初めてピッチに立った。南秀仁との交代で、配置されたポジションはそのままトップ下。山形にとっては、福岡へ移籍した山岸祐也が抜けたあとの懸案のポジションでもあった。

74分、左サイドで松本怜大のボールを背後へ引出そうとしたが、パスはその手前でカットされた。すると早い切り替えで寄せていき、前方へパスを出される直前に体ごと寄せてブロックした。さらにその直後、バックパスをGK佐藤昭大がワンタッチでフィードすると、前川は前方へトラップ。ハーフウェイラインを越えて2タッチ目でさらに持ち出すと、50メートルほどのロングシュートを迷いなく打っていった。

1-0で山形リードの時間帯、徐々に栃木がパワープレーの度を濃くするなか、「守る時間帯が長くて、自分のよさというのはそこまで出すことができなかった」と攻撃に関しては消化不良のコメントも残していたが、仕掛けてクロスを入れるシーンや、サイドで味方とテンポよくパスを回すシーンもあった。

山内寛史とともにC大阪からの期限付き移籍が発表されたのは今月9日。期限付き移籍の徳島、福岡とJ2で実戦経験を数多く積み、今季、C大阪に帰還した。J1を舞台にするのは初のシーズンだったが、リーグ戦では出場チャンスをつかめず、JリーグYBCルヴァンカップ2試合のみ。そのルヴァンカップもすでに敗退したこともあり、今回の移籍につながった。

パスとドリブルのハイブリッドが、パス主体のスタイルである山形にどんな変化をもたらすか。残された試合は少ないが、前川大河がその能力を示すには十分だろう。


文:佐藤円(山形担当)


明治安田生命J2リーグ 第27節
10月18日(日)14:00KO NDスタ
モンテディオ山形 vs 愛媛FC
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