【町田 vs 福岡】古巣・千葉戦と、12連勝中の福岡戦 キャプテン水本裕貴の思いは?

2020年10月20日(火)


今季のFC町田ゼルビアは、陣容がかなり大きく入れ替わった。キャプテンも新加入のセンターバック水本裕貴だ。北京五輪の日本代表で、J1で400試合以上のキャリアを持つ彼の町田入りは嬉しいサプライズだった。最終ラインの要として、このクラブの欠かせない存在となっている。

10月17日の第27節・ジェフユナイテッド千葉戦は古巣対決だった。0-0で終わった試合後、35歳のベテランは千葉のゴール裏に小走りで挨拶に向かった。

水本は振り返る。
「懐かしかったというのが正直な感想です。久しぶりにジェフのサポーターに、自分のプレーを見てもらえる機会で、すごい楽しみにしていました。前回(町田と)対戦したときはウチのホームで、アウェイのサポーターは入れなかった。結果は勝てなかったですけど、プレーをする姿をお見せできたことは良かった。プロに入ってから僕を育ててくれたクラブですし、感謝の気持ちを込めて、試合後に挨拶に行かせてもらった。拍手も頂いて、とても嬉しかったです」

町田は10月に入ると4失点を喫したアルビレックス新潟戦、追いついたものの2-2に終わったツエーゲン金沢戦と、守備の崩れる試合が続いていた。しかし直近の2試合は第26節・京都サンガ戦(3○0)、千葉戦(0△0)とクリーンシートを続けている。

水本は言う。
「チーム全体としてコンパクトに保って、ボールホルダーにしっかりプレスがかかった上で、その後のボールの回収ができている。チーム全員としてのハードワークもあって、ゼロに抑えられている。チーム全体として、いい守備が出来ている証拠だと思います」

過去に所属したチームのサポーターならご存知の通り、水本は真面目で思慮深く、いい意味で油断がないタイプ。コメントにも「チーム全体」「チーム全員」という言葉が頻出する。守備はベンチメンバーも含めたチームの協働、連携がなければ成り立たない作業だが、彼は常にそこを強調しようとする。

21日に町田がホームに迎える相手は12連勝中のアビスパ福岡。9月13日の前回対戦は、町田が1-2で惜敗している。水本にとっては自らのオウンゴールで相手の先制を許し、その直後に同点弾を決め…という展開だった。

今回の福岡戦についてはこう述べていた。
「首位のチームですし、12連勝にはウチも含まれているので前回の悔しさもある。今ここで福岡の連勝が止められるのはうちだけ。しっかりしたプレーをして、勝つことができればFC町田ゼルビアの価値も上がる。とにかくみんな、モチベーションしかないと思っています」

抱負を問われると、やはり「チーム」を強調する答えが帰ってきた。
「個人よりチームとして負けているので、また同じ過ちを繰り返してはいけない。ぜひ勝ちたいと思っています。個人はその次なので、チームが勝つために自分のプレーを出せればいい」


文:大島和人(町田担当)


明治安田生命J2リーグ 第28節
10月21日(水)19:00KO Gスタ
FC町田ゼルビア vs アビスパ福岡
町田GIONスタジアム(FC町田ゼルビア)
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