【水戸 vs 山形】道筋を示す男。平野佑一が帰ってきた

2020年10月20日(火)


第27節新潟戦、60分にピッチに送り込まれたのは背番号6をつけた平野佑一だった。試合途中に負傷した第14節長崎戦以来約2か月ぶりにピッチに立った。

「オープンな展開だったので、緊張するというより、楽しくプレーできました」
そう振り返るように、平野らしく左右にボールを蹴り分け、攻撃を組み立てていった。そして90分には正確な左サイドへのロングパスでゴールを演出してみせた。終了間際に自陣ゴール前でミスからPKを献上してしまったものの、展開力を武器とする平野の復帰はチームに新たな希望を抱かせた。

頼りになるのはプレーだけではない。自ら選手たちに声をかけてミーティングを開催するなど、リーダーとしても存在感を発揮している。
「在籍3年目というのは出入りの激しいチームにとって長く在籍している方。監督からもボランチがリーダーシップを取れということを言われているので。でも、リーダーシップを意識したというよりも、とにかく勝ちたいという気持ちがそういう行動につながったんだと思います」

秋葉忠宏監督が掲げるのは、「自立したサッカー」。選手たちがピッチ上で判断し、柔軟に対応していくチーム作りを行ってきた。その中で発信力に長ける平野の存在は大きい。
「チームを一つの方向に向かせることはすごく大事なこと。ピッチの中では監督の声が届かないこともあるので、選手同士で話をしないといけない。中心にいるボランチは常にチームがどういう方向を向いて戦うのかを発信する役割を求められている。今、それを身に着けさせてもらっています。そして、あらためて発信力の重要性を感じています」

司令塔として、そして、リーダーとして、チームに進むべき道筋を示す。リーグ終盤に向けて、頼もしい男が帰ってきた。


文:佐藤拓也(水戸担当)


明治安田生命J2リーグ 第28節
10月21日(水)19:00KO Ksスタ
水戸ホーリーホック vs モンテディオ山形
ケーズデンキスタジアム水戸(水戸ホーリーホック)
みんなの総合評価 (3.7)
臨場感 (3.3)
アクセス (3.0)
イベント充実 (3.5)
グルメ (4.0)
アウェイお楽しみ (3.2)

みんなの口コミで作る「スタジアムナビ」
全スタジアムの新着投稿フォト

編集部オリジナル特集