【群馬 vs 甲府】群馬FW田中稔也 今季チームトップの6ゴール、群馬の新エースが迎えた「試練」

2020年10月20日(火)


群馬の新エース田中稔也が「試練」のときを迎えている。

鹿島ユース出身。鹿島で3シーズンを過ごしたあとの2019年にJ3群馬へ完全移籍してきた。J3では、リーグ初出場となったが実戦経験を積むことで飛躍を遂げた。昨季は勝負所で3ゴールを挙げて、J2昇格に貢献。今季は、初のJ2の舞台となった。

今季の指揮を執る奥野僚右監督は、しなやかなドリブルと得点感覚、献身性を高く評価し、開幕から不動のレギュラーに抜擢。当初はJ2のスピード、強度に戸惑いがあったが、じわじわと本領を発揮。19節では東京Vを沈める2ゴール、24節千葉戦では決勝ゴールを奪い、27節まで全試合に出場し、チームトップの6ゴール。新エースへと進化を遂げた。

左右MFに加えて、FWでもプレーする攻撃のユーティリティープレーヤーは、過酷な連戦が続くリーグで高い評価を受けている。しかしながら、最近2試合は後半早々に交代を命じられてピッチを去っている。

26節琉球戦ではスコアレスで迎えた後半13分にピッチを退き、チームはその後にゴールが生まれて勝利。27節福岡戦では、前半から相手守備陣の徹底マークに遭い、仕事ができないまま交代となった。

田中稔也はカウンターの起点となっているため、相手チームが根元を潰しにきているのは間違いない。福岡戦ではボールを持った瞬間に囲まれて、ボールを奪われた。指揮官は、その状況を鑑みて交代を決断している。奥野監督は「対応されたときにどんなプレーを選択するかが大切」と成長を見守る。

今節甲府戦でも相手のマークが想定される中、田中がどんなプレーをみせるか。この試練を乗り越えた先に、次なるステージがある。


文:伊藤寿学(群馬担当)


明治安田生命J2リーグ 第28節
10月21日(水)19:00KO 正田スタ
ザスパクサツ群馬 vs ヴァンフォーレ甲府
正田醤油スタジアム群馬(ザスパクサツ群馬)
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