【岐阜 vs 相模原】ホームで勝利を、パク ソンス 雌伏から至福へ

2020年10月30日(金)


「4点目が入っても最後まで気を抜かず、無失点で終われたことがうれしかった」(パク ソンス)

前節の岩手戦(4-0)でおよそ3年ぶりの勝利の味をかみしめたパク ソンス。しかしすぐに後悔の念が沸き上がってきた。それは今季初出場となった前々節の福島戦。ホーム3連戦の3戦目で起用され、チームの連敗を止められなかったからだ。

フィールドプレーヤーと違いGKの椅子はたった一つ。2番手3番手に出番が回ってくるのは、正GKがけがをした場合、カードの累積などで出場停止になった場合、もしくは今回のように、チームにカンフル剤を与えるためという場合に限られる。せっかくJリーガーになっても、公式戦に一度も出場できなかったGKも多い。

2015年に韓国のFC江南から愛媛に移籍してきたパク ソンスは、2017年に41試合の出場機会を得たものの、それ以降は実戦の場から遠ざかっていた。今季J3に降格した岐阜に移籍して来ても、J通算150試合以上の出場を誇る実力者、松本拓也の控えに甘んじた。

しかし、ホームで2連敗という大ピンチで突然出番が回ってきた。「3年間この試合のために準備してきた」と言うパク ソンス。好守を見せる場面もあったが、「自分の100%のプレーが出せなかった」と、ホーム3連戦で3連敗となった責任を背負い込む。

だが、遠いアウェイの地で完封勝ちという最高の良薬を口にし、今節は再びホーム戦へ。2週間前のリベンジを果たす時が来た。

「シュートストップ、ハイボールの処理、僕の強みを100%出せれば結果はついてくる。次こそたくさんのサポーターに勝つ姿を見せたい」(パク ソンス)

3年間、雌伏して時が至るのを待ったパク ソンス。“雌伏の時”という文字をサポーターと共に喜び合う“至福の時”に変換させる。


文:斎藤孝一(岐阜担当)


明治安田生命J3リーグ 第24節
10月31日(土)15:00KO 長良川
FC岐阜 vs SC相模原
岐阜メモリアルセンター長良川競技場(FC岐阜)
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