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【大分 vs 浦和】攻守でフルスペックな岩田智輝、これまでの概念を覆すD Fを目指す

2020年10月30日(金)


今季の岩田智輝はワンランク上のプレーヤへと昇華している。ここまでリーグ戦21試合に出場し、鈴木義宣、三竿雄斗と共に不動の3バックとして安定感のあるプレーを見せている。1対1の守備で劣勢になる場面は少なく、攻撃においては後方から攻撃を組み立て、判断の良いオーバーラップで攻撃に厚みをもたらす。特に今季はサイドチェンジの精度が格段に上がり、最後尾にいながら試合の局面を一気に変えるパスを手にした。岩田自身は現状に満足しておらず、「自分が目指すところまで到達していない。昨年に比べ得点もアシストも少ない。守備でも失点に直結したミスもあった」と辛口評価だ。
 
それでも東京オリンピック世代の23歳は、良い意味で力が抜け、試合に臨むメンタルが安定している。試合結果に一喜一憂することはなく、試合が終われば気持ちの切り替え、次の試合に向けて万全を尽くす。「今季は連戦が多いということもあるけど、良いコンディションをキープできるには何が必要か考えるようになった」。夏場に筋肉系の疲労により3試合欠場し、目標としていたフル出場を逃したことを悔やむが、19節鹿島戦でJ通算100試合出場の節目を飾った。
 
アグレッシブな攻撃参加で大分の右サイドを活性化し、チャンスと感じればゴール前まで上がり果敢にゴールを狙う。大分アカデミー時代からG K以外のポジションは全て経験したユーティリティ性も魅力で、今季はウイングバックでプレーすることもある。「守備の選手としては1対1で負けないのは当たり前。どれだけ攻撃に参加して得点に絡むか。それができてこそ自分らしさだと思っている」。これまでのDFとは異なり、ポジションにとらわれない自由な発想でプレーする。
 
周囲の評価は急上昇だが、岩田自身は気にする様子もなく、ピッチで唯一無二の存在になることを目標とする。「延期となった東京オリンピックは目標ではあるけど全てでない。東京オリンピックは通過点だと思っている。海外でプレーし、DFの概念が変わるようなプレーをしたい」と大きな目標を抱いている。


文:柚野真也(大分担当)


明治安田生命J1リーグ 第25節
10月31日(土)14:00KO 昭和電ド
大分トリニータ vs 浦和レッズ
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