【金沢 vs 北九州】鬼滅の刃 負傷からの復帰 大橋尚志

2020年10月31日(土)


世は空前の「鬼滅の刃」ブーム。大橋尚志は今シーズンの選手名鑑でこの作品を「好きな漫画」に挙げている。「キングダム」や「ワンピース」を挙げる選手が多いなかで、「その時期にドハマリしていたんですよね」という大橋。ボランチというポジションにふさわしい先見性だ、とまで断言するのはさすがに言いすぎだろうか。

8月16日、大橋は試合中に右膝を負傷した。「いままで全然してこなかった」と怪我とは無縁の大橋にとって初めての大きな怪我だった。リハビリでは35℃を越えるような厳しい残暑が続くなかで走り続けた。「黙々と」表現するにはほど遠い、炎天下での「ハードな」インターバル走を行っていることもあった。だが「走るのには慣れている」という大橋にとってリハビリの苦しさはメンタル面にあった。「みんながサッカーしているのを室内から見ていると、サッカーがやりたくなる」。ボールを蹴ることができないのが、たまらなく苦痛だった。

痛みを確認しながら慎重に進められた復帰までのプログラム。当初の診断は全治3週間だったが、実際に試合に出場したのは8週間以上もたった10月14日だった。第26節の山口戦でスタメンで復帰すると、そこからは途中出場を挟みながらも連続して試合をこなしている。「練習試合もできないので試合のなかで感覚を取り戻していかなければいけない。徐々にだけど、コンディションもゲーム体力も戻ってきている」と本人が口にするように、難しい環境での復帰にもかかわらず思った以上に安定したプレーを続けている印象がある。

復帰5試合目は北九州戦。勢いに乗ると手がつけられないほどの攻撃力をもっている相手だ。前回の対戦では珍しく大橋が途中交代でピッチを去ることになり、その直後に失点し敗れている相手でもある。相手の勢いを削ぎ、ピンチの芽を未然に摘みとるためにも、この試合は大橋の先を読む力が必要になりそうだ。


文:村田亘(金沢担当)


明治安田生命J2リーグ 第30節
11月1日(日)14:00KO 石川西部
ツエーゲン金沢 vs ギラヴァンツ北九州
石川県西部緑地公園陸上競技場(ツエーゲン金沢)
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