【鳥取 vs 八戸】昨日の敵は今日の友。8月は八戸のために、今度は鳥取のために、ゴールを狙うFW谷尾昂也

2020年11月21日(土)


ガイナーレ鳥取から見ると『昨日の敵は今日の友』であり、ヴァンラーレ八戸から見ると『昨日の友は今日の敵』となる。

FW谷尾昂也は今季途中まで八戸でプレーしていた。そればかりか、今季の明治安田生命J3リーグ第9節、昨季も第5節で鳥取相手にゴールを決めた『鳥取キラー』でもあった。

13年途中に川崎フロンターレからの期限付き移籍で鳥取に加入。地元出身選手として大きな期待を集めたものの、公式戦無得点のまま、14年途中に事実上の戦力外となって移籍しており、鳥取戦のゴールは谷尾にとって、意地を見せた活躍でもあった。

いくつかのクラブを渡り歩いた後、2017年から八戸でプレーしていたが、8月の鳥取戦でゴールを決めた後、9月に鳥取から完全移籍での獲得オファーが届く。「八戸には(JFLからJ3に)昇格させてもらい、またJリーグの舞台に連れてきてもらった恩がある」と迷いながらも、鳥取復帰を決断した。

同じシーズンのわずか3カ月後、自分がゴールを決めた相手の一員となって古巣と対戦するのは珍しいケースと言えるだろう。前節まで鳥取で7試合に出場して無得点の谷尾が、ここで加入後初ゴールを決めれば、同じシーズンの同一カードで相互にゴールを決める、これまた珍しいケース。「そうなったら、有名人になれますかね」と笑う一方、「無得点なのは、フォワードとして仕事ができていないということ」と自身の現状を厳しい表情で語る。

鳥取は前節、長野を下して3位に浮上。大混戦となっている昇格争いを勝ち抜いて2位に食い込むために、順位が下の相手とのホームゲームで勝点を落とすわけにはいかない。

「(大久保)優も(田口)裕也も、他のフォワードは結果を出している。自分もゴールを決めたい」

8月は八戸のために鳥取のゴールを破ったストライカーが、今度は鳥取のために八戸のゴールを狙う。


文:石倉利英(鳥取担当)


明治安田生命J3リーグ 第29節
11月22日(日)13:00KO チュスタ
ガイナーレ鳥取 vs ヴァンラーレ八戸
チュウブYAJINスタジアム(ガイナーレ鳥取)
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